よくあるご質問

質問一覧

回答一覧

楽器が壊れてしまったんですが、どうしたらいいでしょうか?
壊れ方により修理方法は様々です。小さな割れやハガレであっても御自身で接着はしないようにしてください。ネック折れも修理できるので、まずは御相談ください。
楽器の調達・メンテナンスは必要ですか?
新品の楽器であっても調整は必要です。季節により楽器のコンディションは変化します。調子が悪いと思ったら専門店へ御相談ください。
エンドゴムはどこで入手できますか?
当工房でも販売は行っておりますが、ホームセンターで販売されている家具用の足ゴムで流用できます。

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どのような環境で保管をすればいいのですか?
直射日光、熱源の近くや不安定な場所は避けてください。温度や湿度はあまり神経質になる必要はありません。使用する環境に慣れさせてあげてください。
毎日練習後は弦を緩めなければならないのでしょうか?
緩めることにより魂柱が倒れたり、駒の位置がずれたりする可能性がありますので、弦は緩めないでください。
練習後、弦に付着した松ヤニはどうしたら良いでしょうか?
弦や指板に付着した松ヤニはタオルで乾拭きをしてあげてください。
楽器磨き用のポリッシュなどはニスを傷める可能性があるため、お奨めしておりません。

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弦の寿命ってどれくらいですか?
弦の音質や耐久性に関してメーカー側はそれを保証しておりません。
以下の説明は、当工房の経験則での話となります。
ピラストロ社製の弦は1年位はもちます。
トーマスティック社製の弦は約1年弱程度もちますが、スピロコアの場合は古い(「死んだ」と表現される場合があります)弦の音を好まれる方も多く、その方たちは2~3年、長い人で4年ほど使い込んでいる方もいらっしゃいます。
ダダリオ社製のヘリコアは半年弱程度しかもちません。
オイドクサなどのガット系の弦は手入れ次第で寿命が増減し、長い方で2年程度使っていらっしゃる方もいます。

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弓の毛の種類と特徴はなんですか?
白毛と黒毛があります。白毛→黒毛の順で毛表面のキューティクルが粗くなっていきます。粗い毛で弾くことにより、弦の振動を大きくして音量を増すことができますが、反面音色も粗くなる傾向があります。
毛替えとメンテナンスの頻度を教えてください。
馬の毛の寿命は半年~1年位です。
勿論、使用頻度や使用方法により3ヶ月しかもたない場合もあります。
弓を折ってしまったんですが、どうしたらいいでしょうか?
折れてしまった場合でも修理することができます。大抵の場合は御使用に耐えるだけの強度をもたらすことが可能です。また、修理には¥70,000~程度、期間的には2週間以上かかる場合もあります。
松ヤニを付けすぎた場合はどうすればいいのですか?
タオルなどでは拭き取らないでください。
付きすぎた場合は少しずつ弦に付着させ、弦に付着した分を拭き取ってください。繰り返すことで、少しずつですが落ちていきます。
松ヤニが溶けてしまったんですが、どうしたらいいでしょうか?
一度溶けてしまった松ヤニは脂分が表面に浮いてきてしまっている場合が多いので、買い替えをお奨めします。

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楽器の運搬はどうすればいいのでしょうか?
車で楽器を運搬する場合は2シーターの車でなければ大丈夫です。軽自動車でも問題ありません。
電車で運搬される場合は、折り畳み式のL字型のショッピングカートかベース・バギーをお奨めします。
ショッピングカートなどで運んで大丈夫ですか?
全く問題ありません。コントラバスは駒の所で800㎏相当の力が掛かっており、ショッピングカートに楽器を固定する際に使用するゴム紐の張力くらいでは影響はありません。同じ理由により、駒や魂柱がずれてしまうこともありません。
ケースの状態や厚さによってはキズが付いてしまう可能性もありますが、その場合は楽器とカートの間にウレタンや座布団などを挟んでください。
ハードケースはお借りできますか?
申し訳ございませんが、現在のところ当工房では貸し出しは行っておりません。
当工房にてハードケースのレンタルを行っている店舗を紹介させていただきますので、その際は御相談ください。
楽器を長距離移動させる際の注意点はなんですか?
国内での飛行機移動の場合は、JALとANAはコントラバス用のハードケースを持っておりますので、航空券を御予約する際に各航空会社へ御相談ください。
飛行機での移動に関しましては、航空会社によって運賃や方法、梱包基準、保証規定に差異がありますので、事前に余裕を持って御利用予定の各航空会社にご御確認いただくことをお奨めいたします。